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2020-08電子渡航認証ESTA、ETA、入国ビザ、入国カードのオンライン申請のまとめ近年 アメリカ、 カナダ、 オーストラリア、 ニュージーランド、 スリランカなどにご旅行された方ならば、渡航の際にはビザが免除されている旅行者でも電子渡航認証を取得しなければいけないということをご経験されたと思います。電子渡航認証の申請フォームは、オンラインで提出し、出発地での搭乗手続きでボーディングパスを受け取る前までに承認されていなければなりません。目的地での入国手続きはサッと終わるので便利ですが、申請手続きに慣れていない場合、その方法を調べるのが厄介でもあります。 行き先の国の政府機関のウェブサイトにそれぞれの申請方法は載っているものの、言語は英語と現地の言葉、通貨は現地通貨ですので、分かりにくいことが多いです。そんなとき、日本語で必要な情報にアクセスし、さらに申請時のデータ入力も日本語で行えたら、便利だと思いませんか。料金についても、日本円で払えれば、為替レートや中間手数料の上乗せを考える必要がなく、もっと安心ではvないでしょうか。ドキュモンドはそのようなサービスをご提供しています。 お客様の今回のご旅行ではどんな申請フォーム・書類が必要になるのか、また、どんな場合にプロの第三者サービスを利用したら楽になるのか。電子渡航認証と、オンライン化されている入国ビザや入国カードについて、ご利用の多い国の例を挙げながらご説明いたします。 ESTA, ETA, eTA, ETAS…何が違うの?電子渡航認証、 (electronic system travel authorization)とは、ビザ要件を免除された国の国籍を持つ渡航者が、行き先の国への渡航認証(渡航許可)を申請するオンラインシステムを全般に指しています。行き先の各国の省庁が管理している制度です。国によって呼び名は少しずつ異なり、アルファベットの略語が似通っているため、一見分かりにくいのですが、以下をご参照ください。ESTAインターネットの検索数でも一番多いのは、アメリカ合衆国のElectronic System for Travel Authorization (ESTA)です。日本を含むビザ免除プログラムの加盟国の国籍を持つ渡航者は、 アメリカ(ハワイを含む)へ向かう飛行機に搭乗する前までに取得しなければなりません。アメリカ国内で乗り継ぎする場合もESTAが必要です。 グアムへの渡航では、ESTAは必須ではないものの、取得が推奨(recommend)されています。北マリアナ諸島(サイパンの別称)への渡航では、ESTAは必須ではないものの、 I-736および I-94という書類が必要です。なお、 カナダもしくはメキシコ から陸路で アメリカに入国する場合は、ESTAは不要です。米政府のESTAウェブサイトから申請をする場合、料金は$14USD(米ドル)です。ESTAは、出発の72時間前までに申請する必要があります。通常、同ウェブサイトからESTA申請をすると、1日以内に承認されます。有効期間は承認日から2年(またはパスポートの有効期限日が先に来る場合はその日まで)です。観光、一般商用目的での90日以内の数次(マルチプル)の入国が許されています。 カナダeTAカナダのCanadian Electronic Travel Authorization eTA は、日本を含むビザ免除プログラムの加盟国の国籍を持つ渡航者が対象で、カナダへ向かう飛行機に搭乗する前まで、またはカナダ国内で乗り継ぎをする前までに取得しなければなりません。陸路や船でカナダに入国する場合は、eTAは不要です。カナダ政府の eTA ウェブサイトから申請をする場合、料金は$7CAD(カナダドル)です。言語は英語かフランス語のみです。通常、同ウェブサイトからeTAを申請すると、数分後には承認されます。有効期間は承認日から5年(またはパスポートの有効期限日が先に来る場合はその日まで)です。観光、留学、一般商用目的での180日以内の数次(マルチプル)の入国が許されています。 オーストラリアETA (または ETAS)オーストラリアの Australian Electronic Travel Authority System ( ETA、一部でETASとも呼ばれています)は、日本を含むビザ免除プログラムの加盟国の国籍を持つ渡航者が対象で、オーストラリアへ向かう飛行機に搭乗する前までに取得しなければなりません。 オーストラリア政府のETAウェブサイトから申請をする場合、料金は$20AUD(オーストラリアドル)です。通常、同ウェブサイトからETAを申請すると、数分後には承認されます。有効期限は承認日から1年(またはパスポートの有効期限日が先に来る場合はその日まで)です。観光、留学、一般商用目的での90日以内の数次(マルチプル)の入国が許されています。ニュージーランドeTA (NZeTA)ニュージーランドのElectronic Travel Authorization NZeTA は、日本を含むビザ免除プログラムの加盟国の国籍を持つ渡航者が対象で、ニュージーランドへ向かう飛行機に搭乗する前までに取得しなければなりません。クルーズ船の乗客については、ニュージーランド国内の移動や飛行機の乗り継ぎを行う場合のみ、NZeTAを申請する必要があります。ニュージーランド政府のNZeTAウェブサイトからの申請料金は、公式無料アプリ利用の場合が$9NZD(ニュージーランドドル)、ウェブサイトからの入力・申請の場合が$12NZDです。これに加え、$35NZDの観光税(International Visitor Conservation and Tourism Levy, IVL)が加算されます。なお、申請の言語は英語のみです。 通常、NZeTAを申請すると、数分後には承認されます。有効期限は承認日から2年(またはパスポートの有効期限日が先に来る場合はその日まで)です。観光、留学、一般商用目的での90日以内の数次(マルチプル)の入国が許されています。 スリランカETAスリランカのElectronic Travel Authorization (ETA) は、同国への渡航者で、30日以内に2回(ダブル)または数次(マルチプル)の入国をする人が対象です。スリランカ政府のウェブサイトは英語のみです。申請料金は観光ETAが$35USD(米ドル)、ビジネスETAが$40USDです。なお、トランジット(乗り継ぎ)ETAは無料で、スリランカ国内での乗り継ぎ目的で最大2日間有効です。また、12歳未満の子どもは無料です。 通常、ETAは申請提出から72時間以内に承認され、観光ETAとビジネスETAで入国した場合は6ヶ月まで延長が可能です。 以上、各国の電子渡航認証の要件、料金などをまとめてみました。様々な申請や書類記入などが不安な方や効率よく行いたい方は、業界20年以上のノウハウを持つドキュモンドのサービスをどうぞご利用ください。ご旅行の準備が楽になること間違いなしです。 |